高機能センシング応用製品開発プロジェクト
大面積、フレキシブル、安価など、印刷法の特徴を活かしつつ、機械学習によるデータ処理も組み込んだ、高機能なセンシングデバイスなどの製品開発を行いました。
電気回路”を”印刷”する
【メリット】
- 低コストで少量多品種対応
- プロトタイピングに好適
- 材料無駄の少ない低環境負荷工法
例えば
- ”太陽電池”を”印刷”する
- ”照明”を”印刷”する
- ”フレキシブル回路”を”印刷”する
1.シート型電気化学測定電極の開発
各種電気機能材料をパターン状に印刷した、安価で使い捨て可能なシート型電気化学電極
2.使い捨て離床センサの開発
- 印刷技術により作製した使い捨てセンサシーツと機械学習を利用した高度な離床検知アルゴリズムを組み合わせた新しい離床センサシステム
- 薄くて柔らかいセンサシーツは布シーツの下に敷くことができるため、使用時の違和感や視認ストレスがありません。
(共同開発日本電子精機株式会社)

- 離床センサ
病院や介護施設等において、転倒・転落事故や徘徊の予防のために設置され、対象者がベッドから離れようとした動作を検知し、ナースコール等への報知等を行う装置
機械学習を利用した離床認知アルゴリズムにより早期のナースコール報知ができるため、転倒・転落などの事故を減らせるだけでなく、誤報も少ないため、医療介護従事者の駆けつけ負担を少なくすることも可能です。使用後は使い捨てることができるため、施設側の管理・運用負担も軽減することができます。