超微小硬度計
本所(松江市北陵町)
機器開放対応:◯
お問合せ・申込先 金属技術科:0852-60-5123
使用料 400円 / 時間

データ
小さい荷重でビッカース硬さ(HV)を測定する機器です。
四角錐形のダイヤモンドの圧子を被試験体に押し込み、その圧痕のサイズはμm単位なので、顕微鏡で測定します。圧痕は目視できない程度に小さいことから、一種の非破壊的材料評価法としても用いられます。ブリネル硬度計では不得手な薄板や小物、硬度の高い物にも適しており、特に硬い物(超硬チップなど)の測定に多く用いられます。顕微鏡下で測定位置をピンポイントで決定できるので、薄膜や表面硬化層の断面硬さ測定にも多用されています。
スペック
メーカー | アカシ |
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型式 | HM-115 |
試験荷重 | 50, 100, 200, 300, 500, 1000, 2000 gf |
荷重制御方式 | 自動(負荷-保持-解除) |
試料最大高さ | 約45 mm |
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圧子 | 136°四角錐ダイヤモンド圧子 |
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試料台 | 100×100mm |
導入年度 | 平成15年度 |
試料のセットアップ状況
主な用途
材料のビッカース硬度を測定します。
圧痕が小さいので、浸炭層の深さ等を測定するのにも用います。
鋼板の測定例(圧痕)