金属技術科

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微小硬度計

本所(松江市北陵町)

機器開放対応:◯

お問合せ・申込先 金属技術科:0852-60-5123

使用料 290円 / 時間

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微小硬度計

DATA データ

小さい荷重でビッカース硬さ(HV)を測定する機器です。
四角錐形のダイヤモンドの圧子を被試験体に押し込み、その圧痕のサイズはμm単位なので、顕微鏡で測定します。圧痕は目視できない程度に小さいことから、一種の非破壊的材料評価法としても用いられます。ブリネル硬度計では不得手な薄板や小物、硬度の高い物にも適しており、特に硬い物(超硬チップなど)の測定に多く用いられます。顕微鏡下で測定位置をピンポイントで決定できるので、薄膜や表面硬化層の断面硬さ測定にも多用されています。
※本試験機は校正を行っておりません。

SPEC スペック

メーカー 株式会社 島津製作所
型式 HMV-2
試験力

98.07,245.2,490.3,980.7mN,1.96,2.942,4.903,9.807,19.61N

負荷装置 自動負荷方式
試料高さ 試料ステージ上 最大約100mm 奥行き約140mm

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圧子 136°四角錐ダイヤモンド圧子
ステージ 面積 120×120mm
導入年度 平成23年度

圧子、対物レンズおよびステージ

圧子、対物レンズおよびステージ

USAGE 主な用途

材料のビッカース硬さを測定します。 圧痕が小さいので、試料断面の浸炭層の深さ等を測定するのにも用います。

本機は圧痕の測定を本体の接眼レンズより覗き込んで行います。

接眼レンズおよび圧痕観察像

接眼レンズおよび圧痕観察像

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