異形鉄筋の引張試験に万能試験機(島津製作所製UH-F500kNX)を用いております。本試験機は試験片を保持する際、油圧を用いてつかみ歯の中心位置が試料中心となるように試料を掴みます。例えば、フレア溶接継手のような両端のつかみ部の軸がずれた形状の試料はつかむことができず、試験できません。そのため試料のつかみ部が同一軸上となるように加工したものをご用意願います。また装置の構造上、つかみ部と試験片全長に制約があります。下図に加工例を示します。加工にあたってご参考ください。

加工例